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労働基準監督署の調査強化の時期がやってきます

2010年10月31日更新

 例年のことですが、11月には労動基準監督署のキャンペーンがあります。

 本年度も11月に「労働時間適正化キャンペーン」を実施するとのことです。


 平成22年度の重点取り組み事項は、
 
 (1) 時間外労働協定の適正化 → 時間外・休日労働の削減

 (2) 長時間労働者への医師による面接指導など 

    → 労働者の健康管理に関する措置の徹底

 (3) 労働時間の適正な把握の徹底

 の3点です。
 

 調査ならば「残業に関すること」が重点的に調査されることになります。

 
 労働基準監督署の調査の手順は、

 (1)労働関係帳簿のチェック

 (2)経営者などへの聞き取り調査

 (3)必要に応じ、事業場内の立ち入り調査、社員への聞き取り調査

 (4)「是正勧告書」や「指導票」が切られる

 といった形です。


 まず、労働者名簿、賃金台帳、出勤簿の3つの帳簿がちゃんと

 整備されているかを確認くださいね。

 時間外や休日に労働させている場合は

 時間外、休日出勤に関する労使協定(36協定)を結んで

 届け出ておきましょう。

 就業規則で残業などのルールを明確にすることも大事です。

 ・残業は命令なのか、申請なのか、どんな手続きか

 ・定時以降の休憩時間はあるのかないのか

 ・実労働時間を超えたら残業となるのか

 ・時間外や休日の割増賃金の計算式は正しいか

 などなどです。


 社員の労働時間をきちんと実態どおりに把握できる仕組みや

 社員の健康管理に留意する仕組みを作ってくださいね。

 
 社員の健康管理というと、最近ではメンタルヘルスの問題もよく聞く

 ところです。本人も周りも早めに手を打つような教育も大事だと思います。

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