2010年07月28日更新
先日同友会の障害者委員会でうつ病のお話をうかがってきました。
その内容と他の本で読んだことを書いてみたいと思います。
いわゆる「新型うつ病」というのは、いくつか種類があるようですが
おおまかなことを書きます。ご容赦くださいね。
一番びっくりしたのは「新型うつ病」は
・原因が上司や会社にあると他責的であるということ
・20~30歳代の若い人たちに多いこと
でした。
そしてこのうつ病の治療は、
・休養や服薬という一般的なうつ病の治療ではうまくいかないことが多い
・人格の成長を促す人材育成の視点が必要
ということです。
「これはまずい」というのが率直な感想です。
時代が作り出しているかもしれないということは、これからどんどん
増えていく可能性があるということ。
本人はつらいし、働けないし、周りもつらい。
会社も困ってしまう。
私たちは社会保険労務士として、就業規則の規定や採用時の助言などを
するわけですが、そこで、仕事を失ったこの人たちはどうなるんだろうか?
と思います。
ディスミチア親和型うつ病に至っては、慢性化するため
社会復帰困難とあります。
発病のシステムは複雑。病気そのものは遺伝性ではないとのこと。
気質、生活環境、生活スキルが絡み合うようです。
きょう、精神的な障がいのある人を雇って、
その人の「居場所を作る」ことによって病状を改善している
という社長さんのお話をうかがいました。
精神的な障がいがあると知っていて雇うって勇気がいることですよね。
外回りの仕事を任せているとのこと。。。
リスクは承知の上。でもそういう会社が報いられることも必要。
気質、生活環境、生活スキルのうち、生活スキルで、病気にかかりにくく
することはできるのではないか、と思いました。
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