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就職の決まらない新卒者を受け入れた場合の助成金

2010年04月13日更新

　景気の悪化で就職先が決まらなかった新卒無業者対策のお話です。

　就職先が未決定の新規学卒者を対象に

　体験的な雇用機会を設ける会社に奨励金を出す

　新卒者体験雇用奨励金が新設されました。

　これは平成22年度限りとされています。

　【手順】

　あらかじめ職安に「新卒者体験雇用求人」を登録
　　↓
　体験雇用として職安から紹介を受ける
　　↓
　31日間の有期雇用契約を結ぶ
　　↓
　雇用契約開始時に「正社員に移行するための要件」を定める
　　↓
　体験雇用をスタートして10日以内に「体験雇用実施計画書」職安提出
　　↓　
　体験雇用終了の翌日1ヶ月以内に「結果報告書兼奨励金支給申請書」職安提出
　　↓
　「正社員に移行するための要件」を満たしたら、正社員へと移行する

　【支給額】

　対象者ひとりにつき、月額8万円

　【ねらい】

　１）体験的雇用機会を設けることにより、新卒者の就職先の選択肢を広げる

　２）新卒者と会社のミスマッチを防ぎつつ、正社員につなげる

　【申請できない場合】

　１）体験雇用開始前6ヶ月から体験雇用終了までの間に解雇がある事業主

　２）一定数以上の特定受給者を出している企業

　
　この他にも、「新卒者就職応援プロジェクト」があります。
　
　これは、就職が決まっていない新卒者に対し、6ヶ月間の職場実習を

　受け入れる企業に1日3500円、実習生には日額7000円を支給する

　というものです。

　受け入れを希望する企業は（株）学情、（株）パソナ、中小企業団体中央会に

　応募します。

　タイミングのことで人生を左右されないように、サポートを受けつつ

　輝かしい未来があることを祈ります。

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