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就業規則の徹底活用法

2010年01月29日更新

 就業規則をどのように活用されていますか?
 
 今回は活用方法を9つご紹介します。
 
 
 1)会社と社員さんの権利と義務をはっきりする

   まずはこれですね。

   労働契約というのは、お互いが義務と権利を負っています。

   労働者からすれば労働を提供する義務、賃金を請求する権利

   会社には労働を提供してもらう権利、賃金を支払う義務が

   あることになります。

   他にもいろいろな義務と権利が定められています。

 
 2)会社のルールを社員さんと共有する

   そして、会社で働く以上、社員さんが守るべきルールがあり

   ます。そして会社も福利厚生や教育をすることになります。

   この会社特有の決め事ができるからこそ、就業規則の

   存在価値が高まるのだろうと思います。

   きちんと就業規則を作って、活用をしないのは実に

   もったいないことだなぁと日ごろから思います。

   法律で定められてないことは実は意外にたくさんあります。

   自由度があるのに、それをひな型やモデル就業規則のとおり

   まねして作るのでは、あまり意味がないです。

   労働条件もそうですね。


 3)手続を明確にする=マニュアル

   採用のとき、入社のとき、何か変更事項があったとき、

   休暇をとるとき、休職するとき、復職するとき、

   育児休業するとき、介護休業するとき、など

   どんな手続をとるのかが書かれていれば頻度の低い出来事でも

   いちいち迷うことがありません。


 4)法律で定められていることを会社が忘れない

   就業規則を読むと法律の勉強になるかもしれませんね。


 5)社員教育

   1)~4)のことを社員さんの教育に使えますよね。


 6)社内を活気付ける

   報奨制度、表彰制度、法定外の休暇、提案制度 その他 

   社員さんがやる気もりもりで働けるような

   仕組みづくりをして、規定するってことも考えられます。

   また、退職金が予想がつくのは安心感につながるし

   賃金の表や等級なども、めざすものができて、目標を持つことも
 
   できるという効果もあります。

 
 7)助成金をもらう

   就業規則の規定内容を条件として出る助成金もいくつか

   あるので、それに沿った規定変更をできる場合にはいいですね


 8)担当わけとか委員会に使う

   これは私のアイデアですけれど、たとえば社有車の事故が

   多いとすると、事故防止委員を作って

   【社有車規定】をもとにして、改善策や見直しを考えて

   社内に浸透させてもらうとかできそうです。


 9)将来のリスクを考える

   経営環境が変わったとき、法律が変わったときに

   このままの規定で大丈夫だろうか?

   どこを変えていったらいいだろうか?と考えるねたにするのも

   いいかと思います。


 9つも就業規則の役割が出てきました。

 他にもあるかもしれません。アイデアがあったら教えてくださいね。

 
 こんなにいろいろ使えるのだから

 ひな型、モデル就業規則、親会社の就業規則 など

 よそのものを持ってきて、少し変えて体裁を整えると

 いうのは、いかにももったいなく、無理のあるものですよね。


 意外な落とし穴があるので、自社に合った就業規則を

 作って、会社をさらに良くするために運用してくださいね。

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